1 システム要件

Backlogはウェブアプリケーションであり、稼働させるためにはサーバが必要となります。また、Backlogを使用するにはウェブブラウザが必要です。

1.1 サーバ要件

Backlogスタンダード(Version 1.4.0)が稼働するサーバの要件は次のとおりです。

1.1.1 ハードウェア

ハードウェア
CPU 1.5GHz以上
メモリ 1GB以上
ハードディスク 30GB以上

1.1.2 OS

下記のOSで動作します。

  • Red Hat Enterprise Linux ES 4
  • Red Hat Enterprise Linux 5 server
  • CentOS 4
  • CentOS 5

1.1.3 Java

  • Java SE 6

1.1.4 アプリケーションサーバ

下記のアプリケーションサーバで動作します。

  • Apache Tomcat 5.5
  • Apache Tomcat 6.0

1.1.5 データベース

下記のデータベースで動作します。

  • PostgreSQL 8.2
  • PostgreSQL 8.3
  • PostgreSQL 8.4
  • MySQL 5.0
  • MySQL 5.1

1.1.5 SMTPサーバ

SMTP認証なしでメール送信が可能なSMTPサーバが必要です。 Red Hat Enterprise Linux や CentOS に標準でインストールされる Sendmail が利用できます。

1.2 ウェブブラウザ要件

Backlogの利用に適したOSとウェブブラウザは次のとおりです。

1.2.1 Windows XP または Vista または 7 の場合

  • Internet Explorer 6 または 7 または 8
  • Firefox 3.5 以上

1.2.2 Mac OSX (10.4以降) の場合

  • Firefox 3.5 以上
  • Safari 3 以上

1.2.3 Linux (Ubuntu) の場合

  • Firefox 3.5 以上

上記以外のウェブブラウザでも動作する可能性はございますが、サポート対象外とさせて頂いております。ご了承ください。

2 Java のフォント設定

Backlogが生成するバーンダウンチャート等の画像に日本語を表示するために、Javaのフォント設定が必要です。
次の手順で設定できます。

2.1 フォントのインストール

次のコマンドにて日本語フォントパッケージをインストールします。

  • Red Hat Enterprise Linux ES 4 の場合
    # up2date -i fonts-ja
  • CentOS4 の場合
    # yum install fonts-ja
  • Red Hat Enterprise Linux 5 server または CentOS5 の場合
    # yum install fonts-japanese

2.2 Javaインストールディレクトリへフォントをリンク

下記手順にてインストールしたフォントをリンクします。ここで、JAVA_HOME 環境変数はJavaのインストールディレクトリです。( 例: /usr/java/default )

# mkdir $JAVA_HOME/jre/lib/fonts/fallback
# ln -s /usr/share/fonts/ja/TrueType/kochi-*.ttf $JAVA_HOME/jre/lib/fonts/fallback/

3 Apache Tomcat の設定

Backlogを利用するためにはTomcatの設定ファイル「server.xml」の「Connector」属性に「useBodyEncodingForURI="true"」を追加する必要があります。

<Connector port="8080" maxHttpHeaderSize="8192"
              maxThreads="150" minSpareThreads="25" maxSpareThreads="75"
              enableLookups="false" redirectPort="8443" acceptCount="100"
              connectionTimeout="20000" disableUploadTimeout="true" 
              useBodyEncodingForURI="true" />

4 インストール

4.1 Backlogパッケージアーカイブのダウンロードと展開

ご購入時にお知らせしましたダウンロードサイトにアクセスします。アクセスにはユーザ名・パスワードが必要です。

画面:ダウンロード画面

サーバライセンスパックの「ダウンロード」から、Backlogパッケージアーカイブがダウンロードできます。ダウンロード完了後、適当な場所に展開してください。

  • 例:「/tmp」ディレクトリに展開する場合
    # cd /tmp
    # tar zxfv backlog-1.4.0.tar.gz

4.2 データベースドライバのダウンロード (MySQLの場合のみ)

データベースにMySQLを使用する場合、データベースドライバをダウンロードする必要があります。下記URLのダウンロードサイトより「Platform Independent (Architecture Independent), Compressed TAR Archive / 5.1.13 / 3.6M」をダウンロードし、展開します。

http://dev.mysql.com/downloads/connector/j/5.1.html

画面:MySQLドライバのダウンロードサイト

展開したファイルの「mysql-connector-java-5.1.13-bin.jar」を、Backlogパッケージアーカイブを展開したディレクトリにコピーしてください。

# tar zxfv mysql-connector-java-5.1.13.tar.gz
# cp mysql-connector-java-5.1.13/mysql-connector-java-5.1.13-bin.jar /tmp/backlog-1.4.0/

4.3 データベースの作成

Backlogは初期設定では、次の設定でデータベースに接続します。

データベース設定
データベース名 backlog
データベースユーザ名 backlog
データベースパスワード backlog

上記設定はインストール時および設定ファイルで変更できます。あらかじめデータベースユーザの作成は行っておいてください。

  • PostgreSQLの場合の例
    # createuser -S -d -R -P backlog
  • MySQLの例
    # mysql -u root -p
    mysql> GRANT ALL PRIVILEGES ON *.* TO 'backlog'@'localhost' IDENTIFIED BY 'backlog' WITH GRANT OPTION;

下記例のようにして、Backlogが利用するデータベースを作成します。

  • PostgreSQLの場合の例 (データベースエンコーディングに「UTF-8」を指定してください)
    # createdb -U backlog -E UTF8 backlog
  • MySQLの例
    # mysqladmin -u backlog -p create backlog

4.4 インストーラの起動

Backlogパッケージアーカイブに同封しているインストーラを使用して、Backlogアプリケーションのインストールを行います。

Backlogパッケージアーカイブを展開したディレクトリに移動してインストーラの起動を行ってください。

# java -jar backlog-installer.jar
======================================================================
  ____             _    _
 |  _ \           | |  | |            This Backlog
 | |_) | __ _  ___| | _| | ___   __ _           installer
 |  _ < / _` |/ __| |/ / |/ _ \ / _` |
 | |_) | (_| | (__|   <| | (_) | (_| |
 |____/ \__,_|\___|_|\_\_|\___/ \__, |
                                 __/ |
                                |___/  [http://backlog.backlog.jp]
======================================================================

バックログのインストールを開始します。

インストーラ起動タイトル表示され、インストールが開始します。
メッセージ中に表示される[]の値は、未入力時に既定値として設定されます。

warファイルを配備するディレクトリを絶対パスで指定してください []

Backlogアプリケーションのwarファイルを配備するディレクトリパスを指定してください。
(通常は "Tomcatのインストールされているパス/webapps" を指定します。)

スペースおよびユーザアイコン画像を保存したり検索インデックスの作成を行うディレクトリを絶対パスで指定してください []

スペースおよびユーザアイコン画像を保存したり、検索インデックスの作成を行う作業ディレクトリを指定します。
(課題やWikiへの添付ファイルはここには保存されません)

なお、指定したディレクトリが存在しない場合は、インストーラが作成します。

注)ここで作成される作業ディレクトリに対してBacklogを起動するユーザが読み込みと書き込みを行える様にアクセス権限を付与する必要があります。

BacklogにアクセスするURLを設定してください [http://localhost:8080]
(設定したURLに /backlog がコンテキストパスとして追加されます)

BacklogをWebブラウザから参照できるURLを指定します。
これは、課題に対する変更時に発行するメールに記載されるURLのベースになります。

例) http://localhost:8080 と指定した場合、課題「ISSUE-01」に対する通知メールには http://localhost:8080/backlog/ISSUE-01 と記載されます。

SMTPサーバのホスト名を指定してください [localhost]

メール送信時に使用するSMTPサーバのホスト名を指定します。(POP before SMTPやSMTP-AUTHなどの認証形式には対応していません)

使用のデータベースを選択してください ( m<MySQL> / p<PostgreSQL> )

Backlogで使用するデータベースを選択します。
続いて、「データベースサーバホスト名」、「データベースサーバポート番号」、「データベースサーバアクセスユーザ名」、「データベースサーバアクセスパスワード」を指定します。

Backlog インストール先  [/usr/local/apache-tomcat-5.5.20/webapps]
Backlog 作業パス        [/var/lib/backlog]
Backlog URL             [http://localhost:8080]
SMTPサーバホスト        [localhost]
データベース            [MySQL]
 サーバホスト          [localhost]
 ポート番号            [3306]
 ユーザ                [backlog]
 パスワード            [backlog]

よろしいですか?
(y <続ける> / r <やり直し>)
  • データベースの設定が終了した後、設定の確認が行われ「y<続ける>」を選択することでインストールが開始されます。
  • 「r<やり直し>」を選択した場合は、現在の設定値を保持したままBacklogアプリケーションのインストール先の指定からやり直します。
  • データベースでMySQLを使用した場合は、JDBCドライバの選択を行います。
使用するJDBCドライバを選択してください。
1:mysql-connector-java-5.1.7.jar
2:mysql-connector-java-5.1.13.jar

データベースの接続検証が行われた後、Backlogの初期テーブルの作成を行います。(すでに作成済みの場合は、作成処理をスキップすることができます。)

テーブルの新規作成を開始します。
CREATE TABLE space
...
CREATE TABLE space_field
テーブルの新規作成が終了しました。

warファイルを配備します >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 終了
インストールが完了しました。

Tomcatを起動してください。
引き続き http://localhost:8080/backlog/Setup.action にアクセスし、ライセンス情報や管理者ユーザ情報を登録してください。

インストール完了メッセージが表示されBacklogのインストールが完了します。
(インストール済みの環境に再インストールした場合は、配備済みのwarファイルは日付を元に付けられた別名で保存されます。)

Webブラウザよりインストール完了メッセージに表示されるURLにアクセスして初期設定とユーザ情報を登録を行ってください。

5 初期設定

インストーラによる作業が完了したら、まず初期設定を行う必要があります。
初期設定では、ライセンスキーや管理者情報を登録します。
まず、次の初期設定用URLにアクセスしてください。

[インストール時に設定したBacklogサーバへのアクセスURL]/backlog/Setup.action
( 例:http://localhost:8080/backlog/Setup.action )

画面:初期設定について

5.1 スペース情報の入力

画面:スペース情報の入力

ここではBacklogのスペース名、ライセンスキーを入力します。
「スペース名」はログイン画面やダッシュボードの上部に表示されるスペースの名称です。
「スペースURL」は課題メールなどに記載されるURLを作成するために使用します。
「ライセンスキー」はご購入時に取得いただいたライセンスキーです。

5.2 管理者ユーザ情報の入力

画面:管理者ユーザ情報の入力

ここでは管理者ユーザ(スペースオーナ)の情報を入力します。スペースオーナは通常の管理者の機能の他に次の機能が利用できるユーザです。
(機能の詳細については「ヘルプ」を参照してください)

  • アクセス制限の編集
  • ライセンスキーの変更

重要なユーザですので、メールアドレス等に間違いのないよう入力してください。

5.3 初期設定完了

画面:設定内容の確認

設定内容・ライセンス情報に間違いないかを確認してください。

画面:設定完了

この画面が表示されれば、初期設定は完了です。自動的にBacklogのトップページ(ダッシュボード)に移動します。

画面:ダッシュボード

また、初期設定完了の通知がスペースオーナのメールアドレス宛に送信されますので、その内容も確認してください。

BacklogのURLは、次のようになります。

[環境設定にて指定したBacklogサーバへのアクセスURL]/backlog

( 例:http://localhost:8969/backlog/ )

6 インストール・初期設定がおわったら

  • まず初めに、プロジェクトおよびユーザを追加しましょう。
  • 追加されたユーザには、BacklogのURLとログインに必要な情報がメールで通知されます。
  • プロジェクトを作成したら、マイルストーンやカテゴリを作成しましょう。
  • 詳細な機能の説明については、いつも画面の左上に表示されている「ヘルプ」を参照してください。
  • Linuxは、Linus Torvalds氏の日本およびその他の国における登録商標または商標です。
  • Red Hatは米国およびその他の国におけるRed Hat, Incの登録商標または商標です。
  • OracleとJavaは、Oracle Corporation 及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。
  • その他記載されている会社名および商品名は各社の登録商標または商標です。

Author: Backlog Support <support@backlog.jp>

Date: 2010-07-16 13:27:18 JST